|鉄道切符は紛失したら証明不能?|

🌴ボヤキ徒然日記

2021/06/02(goo blogより)

最近マスコミ等の報道でエビデンスという言葉がよく使用されています。
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エビデンス:
証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 “evidence” に由来する、外来の日本語。
(Wikipediaより引用)
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近頃は、公共交通機関の切符を自販機で購入するとき、領収書発行ボタンを押すと、切符と領収書が発行されるようになっています。

特に領収書の必要性はないのですが、自分の行動のエビデンス(いわゆるアリバイ)のため、忘れなければ、領収書発行ボタンを押すようにしています。

先日、JR東海道線のA始発駅の券売機で切符を購入し、その15分後に発車する普通列車に乗りました。切符はポケット、領収書はポシェットの中に入れました。

降車駅Bまでは乗車時間30分程度です。車掌から「次はB駅で~す」のアナウンスがあったので、切符を出しておこうと、ポケットを探るも切符が見当たりません。あれっ?
リュックの中かなぁ?、しかし切符は見当たりません。

領収書はポシェットの中にしまってありましたので、切符を失くしたことを話せばいいだろう。今日は領収書発行しててよかったなぁと安堵しました。

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B駅改札口での問答です。応対したのは20代と30代の駅員二人です。

・私|切符を失くしたようなので、この領収書で確認してもらえますか。

・駅員|領収書では切符の代わりにならないので、A駅からの乗車料金を支払ってください。(と無愛想な返答)

・私|だから、これがA駅の券売機で買った切符の領収書で、駅名と購入時刻も記載してあるから、これで証明できるでしょう。

・駅員|いやダメです。領収書はあくまでも領収書であって、切符ではありません。(と紋切り型の対応)

・私|じゃあ、発行されたこの領収書は、何を証明しているの。(通常、領収書やレシート等があれば、支払いの証明になるとの認識があるので、これはどうも納得がいかない)

・駅員|切符を買った後、払い戻し換金をしていることもあるので、とにかく領収書は切符の代わりになりません。(あたかも私が不正行為をしているような言いぐさに頭にカチンとくる)

・私|領収書発行の時刻、A駅からB駅までの所要時間、現在の時刻、、、どうやって換金する時間があるんだ。また改札機はどうやって通過するんだ。人を泥棒扱いするのもええ加減にしろ。
この展開はイヤなんだけど、まるで不正行為をしているような物言いに、ついつい強い口調になり。

・駅員|(自分の横柄な物言いに、相手が怒っているのに気付いたのか)とにかく切符を探しましょう。

ということになり、A駅の券売機からB駅の改札口までの私の行動を、検証?することになりました。
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A駅の売店で、おみやげの生菓子を購入。

時刻表で、15分後に発車の列車を確認。

券売機で切符を購入。

5分程度の列車待ちの間、駅ホームのベンチで、おみやげをリュックの中に慌てて入れる。

ここまで思い出して、切符を落としたとしたら、ホームのベンチしかない。ということになり、A駅の駅員さんに捜索?してもらいました。
しばらくして「ホームに落ちていました」とのA駅からの連絡を受け無罪放免となりました。B駅改札口で1時間ほどの足止めでした。

一件落着はしましたが、何か悶々と自己嫌悪を感じました。
A駅からB駅までの切符は470円。大金でもないし、つべこべ言わずに精算すれば済んだことでした。しかし、それだと駅員のいう、不正行為の疑念は残されたままになります。

最初から換金云々言わずに、切符探しを言ってくれたら、殺伐とした会話もせずに済んだのになぁ。
結果として、改札口の駅員さんは、換金云々と言ったことについて、深く謝罪してくれはしましたが。

それ以来、切符の管理は徹底しております。