房々(フサフサ)していた毛髪も、還暦を過ぎた頃から減少モードに入り、今では手のひらで掴(つか)めないほどに薄々(ウスウス)になりました。特に頭頂部なんかは、もう薄禿(ウスハゲ)状態になっております。
「頭のてっぺんがハゲてるよ!」と妻がよく言っていましたが、お辞儀をした格好で洗面所の鏡に映る頭部を見ても、そのように見えないので、からかっていると思っていました。
ところが、ある日仕事の打ち合わせのため、ビルのエレベーターに一人で乗っていたときのこと。防犯用のモニターに、頭頂部のウスハゲ(薄禿)が映っておりました。
他に乗っている人はいないし、その映像が私のものだとわかり愕然としながらも、ウスハゲ(薄禿)の現実を思い知ったわけです。それ以来エレベーターのモニターは見ないことにしてはいます。
年齢的な自然劣化なんでしょうが、ちょうどその頃は、ボクシングジムに通い始めた頃で、男性ホルモンの活性化が薄毛に拍車をかけたかも…。
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以前住んでいた所の散髪屋さんには、フサフサしていた頃から15年近く通っており、料金はカットだけですので当時3400円くらいでした。
しかし毛髪減少モードに入ってからは、散髪屋に行ってもあっという間にカット終了となるわけです。それでもカット料金は同じで納得感は低下モード。
以前は転居が多かったので、引っ越し先の近隣状況の情報収集という意味合いもあり、料金は高めでも、あえて個人の散髪屋さんに通うようにしておりました。
その後そこから引っ越しましたので、これを機会に個人の散髪屋さんではなく、チェーン展開しているリーズナブルな散髪屋さんにしたところ、料金は1800円(現在2200円)で今までのほぼ半額で納得感ありありです。
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そして4年前の新型コロナのパンデミック。
感染対策のため外出も自粛規制で、散髪屋さんに行くこともままならない状況となりました。
薄毛で大した毛髪でもないし、それならということで、自分でセルフカットすることにしました。近くのカインズホームで4000円程度の散髪セットを購入。
準備と後片付けを含め、最初は2時間ほどかかりましたが今では1~1.5時間です。しかし翌日には、ハサミを持つ手の筋肉痛がありますけど。
セルフカットはもう4年になりますので、散髪代として8~9万円は家計節約となっております。