B級演奏ではありますが、現在100曲ほどクロマチックハーモニカ演奏動画をyoutubeにアップしています。
コロナ禍で2年ほど、発表会やボランティアなど自粛しているため、ハーモニカの演奏機会がほとんどなく、練習モチベーションも低迷気味でした。
それならばと1年前、一念発起してハーモニカ演奏をyoutubeにアップすることにしました。しかし、その方法(要領)がサッパリ解りません。
近くにそのような知り合いや講座でもあれば、受講したりするわけですがそれもなし。
いろんな関連本を購入し、youtube動画やブログなども参考にしてみましたが、そのものズバリという情報はありません。
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そこで大まかではありますが、参考までに私がやっている「ハーモニカ演奏のyoutubeアップ方法」を書いてみることにしました。
■ハーモニカ演奏をyoutubeにアップするために使用している機器類。
□パソコン
□ダイナミックマイク
□ヘッドフォン
□オーディオインターフェース
→マイクや楽器をパソコン(PC)に接続するための機器で、PCに音声を取り込み、DAWソフトを介して録音ができる。AI/FとかオーディオAI/Fと略される。
□DAWソフト(パソコンにインストール)
→デジタル・オーディオ・ワークステーションの略。デジタルで音声の録音や編集などの一連の作業が出来る音楽制作ソフト。
■youtubeにアップする手順
① 予めパソコンのDAWソフトに「カラオケ音源」を取り込んでおく。
② オーディオインターフェースにダイナミックマイクを接続する。
③ ヘッドフォンでカラオケ音源を聞きながら、マイクを持ってハーモニカ演奏する。
④ ③の演奏がオーディオインターフェースを介して、パソコンのDAWソフトに「ハーモニカ音源」として取り込まれる。
⑤ ①でDAWソフトに取り込んでおいた「カラオケ音源」と、④で取り込まれた「ハーモニカ音源」をミックスして、音楽ファイル(wav)を作成する。
⑥ ⑤で作成した音楽ファイル(wav)を、youtube動画用ファイル(wmv)に変換する。
⑦ ⑥で作成した動画用ファイル(wmv)をyoutubeにアップする。
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この流れでハーモニカ演奏はyoutubeにアップすることはできます。
しかしながら私もそうでしたが、初心者は「AI/F」や「DAWソフト」のマニュアル本を読まないと、何をどうしてよいのかサッパリ解らないと思います。
そして何とかハーモニカ演奏を録音できたとしても、私のような素人の録音技術では、生演奏のような楽器の音の広がりは、この録音作業で失われてしまいます。これを「音痩せ」というんだそうです。
この音痩せを何とか生演奏の音に近づけるために、⑤の作業をする時にDAWソフトの機能をあれこれ使うことになるわけです。
この⑤の作業は、録音で音痩せした演奏音を、元の生演奏に近づけるという意味合いです。元のB級演奏をA級演奏に変化させるということはできません。
あくまでも、B級演奏はB級録音にしかなりません。A級録音とするには、鍛練して生演奏技術をA級に向上させるしかありません。
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他の楽器もそうだと思いますが、ハーモニカはデジタルな録音演奏よりも、アナログの生演奏の方が、ずっとずっと良い響き(音色)がします。
私がDAWソフトをよく理解せずに、⑤の作業を適当にやっているためか、youtubeにアップしているハーモニカの音色が生演奏のものと幾分違っております。
できるだけ生演奏に近いハーモニカの音色に近づけるべく、現在⑤の作業を見直して、随時youtubeへ再アップしているところです。
ただし録音音源は同じなので、相変わらず演奏レベルはB級ではありますが、、。