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2回目は10年ほど前。
地下鉄駅などの階段歩行ができないほど、右膝(皿の部位)の痛みがひどい時がありました。
上り階段はまだしも、下り階段は手すりを持たないと歩行できないほどの痛さです。
A外科医院はひどい所だったので、今度は自宅から歩いて行けるC外科医院に行きました。
C医師に右膝の症状を説明すると、例のA医師同様、何の説明もすることなしに、看護師に注射器を持って来させ、いきなり右膝にブスッとその注射器を刺してしまいました。
えっ!何だなんだと思った時には、既にヒアルロン酸注射の外科処置は済んでおりました。
C医師曰く
「今日は風呂に入らないように。後は看護師が説明するから。」
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<独り言>
何なんだぁ患者に何の説明もなく、医師の手前勝手な医療処置をしておいて、そんな言いぐさはないだろう、まったく。近所の外科医院はこんなんばっかしかぁ~。
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看護師に連れられ別室へ行くと、今度はいきなりビリビリの電気療法が開始された。そして、
「15分程度だから、電気ビリビリの間にこれを見ておいてください」
とリハビリのスケジュール表を渡された。
その表を見ると、訳の分らない内容のリハビリスケジュールがビッシリと書かれてありました。
これはまるで、映画『カッコーの巣の上で』そのものだと恐怖を感じました。もちろん、そのC外科医院はそれっきりにしましたが。
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『カッコーの巣の上で』
人間の尊厳と社会の不条理を描いたヒューマンドラマの名作(1975年のアメリカ映画)
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自宅に戻り妻にその顛末を話すと、A外科医院の時と同様、私以上にカンカンに怒ってました。
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その後、総合病院の外科に行きました。
結局、私の膝の症状は「変形性膝関節症」というもので、膝の軟骨がすり減ったりして、膝の形が変形し痛みを生じる病気だそうです。
患部(膝)にヒアルロン酸を注射したりする治療方法もあるが、私の場合は重篤症状でもないし、膝周りの筋力アップを図ることでも改善するとのことでした。
そういえば、仕事関連の移動手段は車ばかりで足の筋力も衰え気味。
足の筋力回復のため、車でしか行けない所以外は公共交通機関を利用することにし、必然的に歩く機会を増やすことにしました。
また自宅ではスクワット運動やストレッチをするなど、生活習慣を見直したところ、徐々に階段の歩行時の膝の痛みも改善され、今はほとんど問題ありません。
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今さらながら、患者無視のA外科医院やC外科医院の医療行為は、いったい何だったんだと思っています。
こういう医者のことをヤブ医者というんでしよう、きっと。