ゴールデンウィーク前のことですが、賃貸マンションの手狭な部屋を有効に使おうと、組み立て型のラック部材を、amazonのテナントショップであるB社にネット注文しました。
必要以上に頑丈な部材、デザイン性は必要ないので、表示価格より1,000円引きセールで出店されているものを注文しました。値引き後の価格は約7,000円。
送付されてきたのはABCDのパーツ(部品)が、それぞれ2セットずつの合計8パーツ。それと印刷物(紙)が3枚入っている。
印刷紙の内容は、いわゆるサンキューメールみたいなもの
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①数あるショップの中から選んでいただき…云々
②商品レビューをいただけると…云々(★5を望んでいる感じ)
③購入後は誠心誠意アフターフォロー…云々。
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組み立て方法を確認したいが、その印刷物にはその記載がない。梱包段ボール箱にでも印刷されているのかなと思ったが、それらしい表示もない。
「これじゃ組み立て出来ないじゃないか!」とボヤキながら、再度印刷物を見てみると、「QRコードより、取扱説明書をご覧いただけます」と書いてある。
「ご覧いただけます」とかワケわからん丁寧語で、購入者に無駄手間を取らせる。ぺら紙1枚入れとけば済むものを、まったく!。
「ホント面倒くさ!」とまたまたボヤキながら、QRコードを読み込むと、それらしきPDF画像が出てきた。しかし組み立て方法の説明は、手書きでも済むほどの簡単過ぎるチンケな内容。
わざわざQRコード云々の大層な説明書ではない、ホント無駄手間!。だいたいQRコードを読むスマホなどを持ってない購入者はどうするわけ?
この程度の簡単な組立説明だったら、わけのわからん丁寧語を羅列した印刷物の余白にでも書いておけば済むことだろうに。全く無駄な手間ひまをかけさせて、何がお客様第一だ、まったく!
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気を取り直して説明書を見ると、まず「A凹とB凸」「C凹とD凸」をはめ込んで、8パーツを4パーツにします。その後その4パーツを組み立てるといった具合で簡単なもの。
まず「A凹とB凸」から組み立て開始するも、A凹の幅寸法とB凸の幅寸法が2㎝違っている。これじゃ凹凸が差し込めないので組み立てできない。全くどうなっているんだ、ホント面倒くさ。
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B社の連絡先は送付伝票に、0120のフリーダイヤルと会社電話が書いてありました。
まず0120のフリーダイヤルに電話すると、留守電メッセージみたいなのが流れる。
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このフリーダイヤルは地域限定となっていますので、遠方からの電話には対応しておりません。
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といったような内容。何のためのフリーダイヤルなんだ、まったく!
今度は会社電話に連絡しました。すると、またまた留守電メッセージみたいなのが流れる。
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コロナ禍のため在宅勤務制としており、電話に出ることができませんので、メール等でご連絡ください…云々。
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在宅勤務してても、電話連絡できないということにはならないだろうに。何でもかんでもコロナ禍と言って、コロナを免罪符に悪利用しているこういう会社もあるんですねぇ。
注文したのは4月下旬でしたので、だいいち2類→5類に以降するその時期に、コロナ禍の在宅勤務なんかしている会社はないでしょうに。全くふざけた会社です。
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こんな調子でまったく話にならないので、amazonの会員サービス窓口に連絡することにしました。
とどのつまりが、amazonのシステム?を利用して、そのB社と購入者(私)が間接的なメールやり取りをするということになりました。何しろ電話連絡が取れないわけですから。
そのシステムの中で、私がB社に対して、商品が不良品である旨を書き込みます。その私の書き込みを見たB社が、私宛てに返答を書き込むといった具合。
そして、B社からの返答は48時間内に行うというルールのようです。返答があるのが最悪2日後ということで、まったく気の遠くなるような話です。
商品の寸法違いがわかる画像(下記)を送れだの、3~4回アホみたいなやり取りの末、やっと正寸法の部品が送られて来ました。
ホント面倒くさ~~~❗
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誤解のないように付記しておきますが、今回の件はamazon側ではなく、出店者であるB社に問題があるんです。
因みにamazonの通販商品には、
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①amazon自体が販売者である商品
②amazonに出店している販売者の商品(いわゆるテナント)
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があります。
①の商品であれば、クレーム連絡したその日に、amazonが同商品を再発送してくれます。不良商品の返品は、その再発送品を受け取った後にすればよいので、購入者側のストレスはほとんどありません。
しかし②の商品の場合は、B社のようなテナント出店者にあたると、今回のような面倒くさいことになるわけです。