散歩がてらスーパーへ買い出しに行く途中、道端にケイトウ(鶏頭)の花が咲いていました。この花を見ると子供のころを思い出します。
今ではウールのセーターとか洒落た言葉を使いますが、昔の田舎では毛糸の服とか言ってました。
子供の目からすると、このケイトウ(鶏頭)の花(赤色)は、赤い毛糸によく似ているんですね。
だから暫くの間、毛糸はてっきりこの花からできるんだ、と思っておりました。だから、ケイトウと言うんだと。
少し大きくなってから、そうじやないことはわかりましたが、格好悪いので、その勘違いは口外しておりませんが。
ただ妻にだけは、笑い話のつもりで話したことがありますが、案の定バカにされてしまいました。
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学校の授業でも勘違いしまくってました。
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社会か地理の科目で「(日本の)中国地方では・・・云々」とか教師が言ってると、何で「中国」が日本にあるんや?、頭の中がこんがらがっていました。
中国という国と、日本の中国地方と、解るように最初にちゃんと説明してよ。
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歴史の科目で「米騒動」というのがありました。大正時代のコメの価格急騰にともなう暴動事件です。
アメリカのことを「米」というので、てっきりアメリカ人が日本に来て、暴動を起こしていると思っていました。
だから歴史の前後関係が、さっぱり繋がらなかったんですね。ホント最初にちゃんと説明してよ。まったく。
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音楽の授業、唱歌「ふるさと」の歌詞。
♪兎追いしかの山・・・♪
てっきり「兎追いし」は「兎美味し(い)」と思っておりました。
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昔の田舎の子どもは、それほどに純朴だったということでしょうか。ただ、私がボンクラだっただけかも。