今日は台風一過の久しぶりの秋晴れです。気候変動なのか、14号と15号は変則的な台風でした。
・台風14号(先週)
気象庁始まって以来の最強台風で、どんな被害が出るのか、気象庁職員ですら予測ができないと言ってました。
・台風15号(今週)
台風勢力範囲内での雨量はほとんどないのに、勢力範囲外で線状降水帯に見舞われている。
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宮崎県か大分県での台風実況放送。
フェニックス風の背丈の高いヤシの木が、強風で左右にかなり靡(なび)いている。
「太く大きなあの木もこのように凄く揺れています」との実況(女性)。
ただの「木」と言わずに、ちゃんと「ヤシの木」と言ってよぉ。木の名前を知らなかったら、調べておけば済むことでしょ。素人報道じゃあるまいし、まったく。
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バラエティー番組かなんかで、某局女性アナウンサーが流れている映像(動画)の説明をしている。どうも鳥が群れを成して飛んでる動画らしい。
「○○と思われる鳥が数十羽います・・・云々」と説明。
それも「数十羽」を「かずじゅうわ」と言っている。それは「すうじゅっぱ」と言うんでしょ。ホントにアナウンサーなんかぁ、まったく。
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これはずいぶん前のことですが、某局女性アナウンサーが自衛隊かなんかの軍事的な報道をしている。
「陸海空の・・・云々」
この「陸海空」を「りくうみそら」と言っている。それは「りくかいくう」と言うんでしょ、まったく。
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これもちょっと前の春の桜のシーズン。街路樹の満開の桜の実況報道。NHKの女性アナウンサー曰く、
「このように桜は満開です。あっ!緑の鳥もいます・・・云々」
それは「緑の鳥」じゃなくて、「メジロ」でしょ、まったく。
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どの局のアナウンサーもバラエティー番組ばっかしやってるから、アナウンサーじゃない一般人が読める(知っている)ことさえ読めない(知らない)、というおかしなことになっているようです。
英語ができても日本語ができなければ、何にもならないんじゃないのぉ、とついついボヤキたくなる英語ができない昭和おじさんです。