はやいもので、今年も残りわずかとなってきました。
今年は1月早々に古稀となり、この1年は私なりにいろいろと、我が年齢の立ち位置を考える年でした。
私が知っている70、80代の著名人の訃報もかなりありましたし…。
自分よりも年配者である人ばかりを見て、いつまでも若い若いと思っておりましたが、洗面台の鏡に映る自分、デジカメに写っている自分は、紛れもなく古稀の自分でした。
来年の1月早々にまた一つ年齢を重ねますが、古稀になった今年ほど愕然(がくぜん)とすることはないでしょう。ただ、次の傘寿に向かって一目散に突き進むだけです。
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私は常々、国技である相撲に例えれば、『8勝7敗』の人生にしたいと思っております。
漠然としていますが、誰かを負かして云々ということではなく、自分の内面的な価値観を基準として、何とか自分自身に勝ち越したいなぁという意味合いです。
ちょっと何かよくわからんなぁという感じではありますが…。
そう言えば先日、作家の佐藤愛子(99歳)が新刊を出しました。書籍名は『あぁ面白かったと言って死にたい』。
私も『あぁ面白かったと言って死にたい』と思っております。