今朝の朝刊の分厚いこと。さしていつもと変わらない朝ですが、新聞の厚さで元旦だと分かる程度での感慨深さです。
辰年は私の干支なので「笑う門には福来る」の精神で、面白オカシイ1年になればと思っております。
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ところで話は替わりますが、私は家に居るときは、ほとんどラジオはかけっぱなしです。
朝のルーチンワーク(洗顔や髭剃り)のとき、デスクワーク(仕事)のとき、ハーモニカ練習のとき、風呂に入っているとき…など。
コマーシャルがないので、だいたいNHKラジオを聞いています。作業に集中していると、ラジオの音もさして気になることはありません。ラジオだけでなく、少々の外部の騒音雑音も許容範囲です。
そして就寝中も聞いています。正確にいえば、枕元にラジオを置いておいて、夜中に目が覚めるとNHKの「ラジオ深夜便」を聞くといった具合です。
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年末年始の特集なのか、いまNHKラジオで朝の5時ごろから、2025年のラジオ100年に向けた特番をやっています。ラジオに関わっている100人から、ラジオに絡むいろんなお話を聞く番組なんだそうです。
去年の押し迫った年末の最終日、といっても昨日31日のことなんですけど。たまたまその特番を聞きましたが、ちょうど映画評論家でもある、関西タレントの浜村淳さんが話してるところでした。
数十年前の当時の大スター
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・映画「太陽がいっぱい」(3回観ました)の主演男優アラン・ドロン
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・映画「ひまわり」(2回観ました)の主演女優ソフィア・ローレン
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をインタビューしたことがあったそうです。その時のエピソードの概略です。
■アラン・ドロン
彼が浜村淳の眼鏡を見てダサイといい、自分は眼鏡店を持っているので、カッコいい眼鏡を送ってあげるから、住所を書いて渡せと言われたんだとか。
たまたま、浜村淳は近々フランスへ行く予定があり、その時に訪問するからと、彼が経営しているという眼鏡店の場所を尋ねたそうです。
すると彼曰く「その時じゃ遅すぎる。帰国したらすぐ送るから、とにかく住所を書いて渡せ」と言われたそうです。
しかしながら、あれから数十年経ったけども、そのカッコいい眼鏡は未だ届いてないそうです。
■ソフィア・ローレン
大阪名物のキツネうどんを一緒に食べるといった企画があり、スタジオで彼女と横に並んで食べていたんだそうです。
その時、彼女(かなりボイン)の服装が胸元で大きくカットしてあったので、気になりチラチラ見てたところ、かなりの大声で「stand up(立ちなさい)」と怒鳴られたそうです。
ゲストを怒らせちゃったと思い、スタジオ内に気まずい雰囲気が漂ったそうです。そこで彼女曰く「立ち上がった方が(胸元が)よく見えるでしょ!」だと。スタジオ内は爆笑で和んだそうです。
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こういったエピソードを聞くと、だんだんと遠のく昭和の時代がホント懐かしい。
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この特番のエンディングに流れていた、パティ・ペイジの
changing partners(チェンジング・パートナーズ)という曲。なかなかいい選曲でした。
あるダンスパーティーに参加した乙女が、偶然パートナーとなった若者に恋心を抱きます。しかし交替方式のパーティーだったので、心ならずも離れ離れになってしまうわけです。
彼と巡りあうことを期待して、次々とパートナーを変えて踊り続けるという、乙女の切ない心情を謳い上げたものです。
なんだか小学生か中学生の頃のフォークダンスに、こういった場面があったようななかったような記憶があります。
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さっそく、譜面とカラオケを探して演奏してみました。