とうとうその日がやってきました。一昨日、妻が言い出したのです。
『これからはアタシの言うことが法律で、アンタはそれに従うのっ!』
『婦唱夫随』の宣言です。
この地域に転居してちょうど1年になります。6階建て(各階10戸程度)が7棟ある、賃貸の団地マンションです。
過去に15回ほど転居しましたが、もう古稀の年齢になりましたので、どうやらこの住まいが終の棲家となりそうです。
妻言うに
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・仕事社会の論理を地域社会に持ち込んでも、地域社会では生きていけない(生活できない)。
・自治会という言葉は、アンタには一番似合わない言葉だから、アンタ(の理屈っぽさ)には任せておられない。
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ということでした。
まぁ、これは表向きの理由で、言葉の深淵に潜む真意は
『来し方の夫の不埒な言動』に耐えかねて『行く末を案じた謀反』
だろうと理解しておりますハィ。
地域社会に根ざした生活活動をしている女性陣には、男性陣は敵いっこありませんので、それも有りかな、というより、そうすべきだろうと思っております。
何しろ女性陣の情報収集力とネットワークの凄さには畏怖しておりますので。
『老いては妻に従え』ということです。
ということで、
記念すべき我が家の『大政奉還日』は、令和4年1月21日ということになりました。