ところが、
先週の土曜日夕方頃から、妻の例の咳が出始めたのです。今回は37°前半の熱もありました。平熱が35°後半ですから、かなり体温が上昇している状態です。
日曜日は36°後半と少し熱は下がりました。
月曜日は私は委託業務で仕事でしたので、症状がおもわしくなければ、かかりつけ医院に行くよう、タクシー会社の連絡先を伝えて出かけました。しかし、熱も36°前半に下がってきたので医院には行きませんでした。
火曜日の朝、熱は平熱近くまで下がっていましたので、まだ咳き込んではいるものの、一件落着の兆しの様子。
私は15:00予約の歯医者に出かけました。帰宅すると、妻の熱がまた37°に上がっているとのこと。
妻は専業主婦でいわゆる3密には全く無縁。この2年ほどの濃厚接触者は夫の私だけ。だからコロナ罹患とはちょっと考えにくい。
しかし熱と咳で気にはなるので、近隣でPCR検査をやってくれそうなクリニックに電話しました。詳細に症状を説明したところ、18:30に検査することになりました。
何でも、従来のPCR検査ではなく、短時間で結果の出る新PCR検査とのことでした。
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この検査は、等温核酸増幅法(NEAR法)によるPCR検査法で、検体採取後13分で結果が判明。
温度を上げ下げし拡散増幅する標準的検査法であるRT-PCR検査よりも短時間で判定でき精度も同等。
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電話等の応対や症状の聞き取りは看護師さんでしたが、検査は全身防護服姿の院長先生でした。
車に乗ったまま、院長先生の説明指示に従い、本人自身が検査綿棒を鼻(左右)に突っ込んで検体を採取します。
自分で長めの綿棒を鼻に突っ込むなんぞは非日常行為。妻は自分が心地よい程度のところで採取していると
「もっと突っ込んで!」
と、院長先生に突っ込みを入れられていました(ここは座布団1枚)
妻は涙目でくしゃみを連発しながら、渋々綿棒を鼻の奥まで突っ込みグリグリ回して、何とか検体採取を終えました。
15分ほど車で待機。結果は陰性でした、一件落着です。
検査方法の説明から検査結果の説明まで、看護師は一切タッチせず、すべて院長先生自らやってくれました。
私はこのコロナパンデミックで、医療従事者の職業意識の高さに、敬意を払っている一人ですが、今回実際にコロナ関連の対応を受けてみて、より一層そのように感じ入りました。
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振り返ってみると、
今回の症状の出始めは土曜日の夕方。それは3年ぶりに、うなぎ屋で鰻を食した日の夕方。
どうも、この非日常的な行動あたりが怪しい要因の感じ。いずれにしても、原因不明の長引く咳にならなけばいいんですがね。