戸籍の読み仮名に関する法整備が議論されています。近年、確かに「えぇーっ」と叫びたくなる名前をよく見聞きします。どうもキラキラネームというらしい。
「海」と書いて「マリン」というんだそうです。この程度は序の口で、「男」と書いて「あだむ」、「紅葉」と書いて「めいぷる」などなど。
昭和おじさんとしては『何のこっちゃ~』といった感じ。
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ところで、フィリピンから強制送還される(予定)の特殊詐欺事件の容疑者4人の名前。
・今村(磨)人 容疑者
・藤田(聖)也 容疑者
・渡邉(優)樹 容疑者
・小島(智)信 容疑者
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(磨)
道理をきわめる。みがく。
(聖)
知徳にすぐれ、尊敬される人。
(優)
まさっている。すぐれている。
(智)
物事をよく知り、わきまえている。
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4人とも立派な名前を命名されても、生き方は愚の骨頂極まりない。
きっと、親からすれば思い入れの名前だったんでしょうが、親がその思い入れのある育て方をしないと、こんなどうしょうもない連中になってしまうわけです。
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家庭内コミュニケーションとして、いま書いたようなボヤキを妻に話すわけですが、強烈な突っ込みを入れられてしまいました。
妻曰く
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いやいや、あんたの言動も世間の一般常識からすれば、かなりズレているわけだから、人のことを偉そうに言う資格はあんたにはないと思うんだけどね!
あんたが世の中の道理から外れないように、私が我慢強くあんたの手綱を引いてるからこそ、あんたの今現在があるわけで、一歩間違えば、あんたも法律違反どころか、憲法違反もので検挙されていたかも!
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因みに、私の名前には憲法の(憲)という漢字が入っています。
藪蛇(やぶへび)でした!